部屋のインテリアを考える場合、どのようなアイテム選びをしたらよいでしょうか。
またコーディネートの仕方なども気になるところです。
インテリアに関しては、テイスト別に考える必要があります。
この考え方を無視してとにかく何でも選んでしまうと統一感の取れない中身になってしまいます。
そうすると、魅力的な部屋が出来上がらない可能性が高いです。
そこで、まずどのようなテイストがあるかを見ていくと、例えばナチュラルモダンや北欧あるいはインダストリアルなどが考えられるわけです。
それ以外にもブルックリンやレトロなどがありこれらのテーマに応じてそれぞれ使い分けることが必要です。
まず1つ目は、ナチュラルモダンに関してですがシンプルなデザインでありながらホワイトを基調としているのが大きなポイントと言えるでしょう。
このような見た目にする場合には、ホワイトだけでなく木目の色などを利用することが重要です。
何よりも、ぬくもりを大事にしている考え方になるため、木目の温かみは特に重要です。
逆に、派手な色はできるだけ避けた方が良いかもしれません。
ただ、配置の仕方によっては青や黄色あるいは赤などを入れてみるのも良いです。
あくまでそれはワンポイントとして入れるのであり、部屋全体が青あるいは黄色などとなると方向性がずれてしまう可能性が高いです。
次に北欧の見た目が重要になるわけですが、北欧の場合にはフィンランドやデンマークあるいはスウェーデンなどを考えると良いかもしれません。
やはり木目のデザインなどは非常に重要であり、これらを散りばめると魅力的な建物になります。
ただし木目にこだわるのではなく、木材を利用したものが良いかもしれません。
例えば、テーブルや椅子だけでなく椅子なども金属製のものなどは使わず1つは木材むき出しのものを使えば北欧ぽくなるのは間違いないところです。
家具は、曲線を意識すると良いかもしれません。
曲線とは、要するに角が取れている状態ですが面取りは大抵の商品で行われているため、それよりもしなやかなカーブを描いたテーブルや椅子などの存在が重要になります。
3つ目は、インダストリアルと呼ばれるものでこれは日本語に訳すと工業や産業といった意味です。
まるで工場で作られた製品を並べると言うよりも、できるだけ加工しておらず素材がむき出しの状態の商品がこれに該当します。
そのため、金属製のものはやはり避けられる傾向があり、どちらかと言えば木材がむき出しになっているテーブルや椅子などが魅力的と言えるかもしれません。
フローリングも実はインダストリアルの力を最大に引き出すもので、これが主張されるとまとまった見た目になりやすいです。
日本では最近少しずつ見かけるようになりましたが、ブルックリンスタイルと呼ばれるものも魅力的です。
これを簡単に説明するならば、工場や倉庫などのそっけない見た目の室内を意味しています。
例えば工場や倉庫の場合には、壁紙が貼られているわけでもなく素材がむき出しになっている傾向があります。
天井を見ると、金属の柱などがそのまま出ているようなところも少なくありません。
イメージで言えば、少し暗いイメージかもしれませんが色合いのバランスにより魅力的な部屋になる可能性があります。
最後に、レトロと呼ばれるものがありこれは言葉のまま古めかしいものを意味しています。
世の中の流行は1周すると昔に戻ると言われており、ちょうど100年位前の家具などが置かれているとレトロ感が満点といえます。
ただ古いだけでなく、現代の建物の設計を意識した見た目にするとさらに魅力的に感じるわけです。
例えば、100年位前のタンスのデザインの横に50インチの薄型テレビがあるあやのより、昔と現在の雰囲気が融合した形こそ現在のレトロといえます。