これからダイニングテーブルの購入を検討している人も多いかもしれませんが、サイズも価格も大きな買い物になるため、絶対に失敗したくないと誰もが思うことでしょう。
ダイニングテーブルの選び方は、サイズや素材、チェアの3つを意識することが重要です。
その中でもサイズが一番重要なポイントであり、家族の人数や使う人の人数、スペースの広さの2つの視点で決めることが求められます。
その理由は一人が食事をする際に最適なサイズ感や、人が移動するときに必要なスペースが大体決まっているからです。
食事の基準サイズと一般的なテーブルサイズとしては、幅60センチ×奥行き40センチが1人が食事をする際にちょうどいいサイズ感だとされています。
これに使う人数を掛け算する方法が、大きさの基本となるでしょう。
しかしこの基準はあくまでも最低ラインと考える必要があります。
これ以上小さくなるとかなり窮屈な食卓になります。
広ければ広い方がよいと思う人もおおいかもしれませんが、奥行きは広すぎると手が届きにくくなる可能性もあり、広く使うことができるものの、必ずしも使いやすくなるとは言えないため十分な注意が必要です。
来客のことを考えた場合にも、家族の人数だけで判断をするのではなく、総合的に決めることが重要といえます。
一般的にテーブルは固定ですが、チェアは頻繁に動かすことになるでしょう。
このようなことからテーブルの大きさとチェアの大きさ、そして可動範囲の合計で大きさを考えることが重要です。
このように様々な観点から選ぶ必要があることがわかりましたが、インテリア別に選び方も知っておきたいと言うケースも多いことでしょう。
もしも婚礼家具として購入したいとなった場合には、やはりおしゃれなタイプが非常に人気を集めています。
とはいえ新婚さんの場合には、先をしっかりと見据えた上で選ぶ必要も出てくることでしょう。
人気のダイニングテーブルの一つにモダンでおしゃれなタイプが挙げられますが、確かに新居におけば見栄えも良く、素晴らしい新婚生活の幕開けにもなるかもしれません。
しかし将来的に子供が生まれた場合には、テーブルの角が非常に危なくなります。
現在は夫婦2人で生活をしているかもしれませんが、子供が誕生したり成長することを考えれば、別の選択肢の方が良いケースもあります。
夫婦2人のときにはコンパクトに使って、将来的に子供が生まれても4人まで囲むことができるようにと折りたたみ式のものを選ぶことも一つの手段です。
夫婦で数年後を話し合い決定することも大切です。
そして小さな子供がいる家庭の場合です。
この場合にはやはり安全性を一番に重視したいところです。
子供が小学校にあがり引っ越すと転校することになるため、その前に新居を探す家庭が非常に多く見られます。
新居が一戸建てとなると、広さもそれなりにあるので、ダイニングテーブルは食事をメインに使うことになります。
その際に子供のことを考えた場合には、やはり角のないテーブルが安心と言えるでしょう。
足も丸いものを選べば安心感があり、ベンチ付きのものであれば、友人が遊びに来たとしても座ることができます。
この時に濃いめの色を選ぶことにより高級感を表現することができるでしょう。
マンションやアパートの場合には、デザインよりも機能性を重視したいところです。
マンションやアパートの場合にはリビングダイニングが狭いケースも多いため、伸縮テーブルも活躍します。
使うときに引っ張るだけで広がるスライド式であれば、手軽に広くできるので使い勝手も良いです。
また狭すぎてダイニングテーブルが置けそうにないと言う場合には、ソファダイニングを選ぶことも一つの手段です。
リビングとダイニングが同じ空間にまとまることから、部屋を広く効率よく使うことができるでしょう。