ゴロゴロしてくつろぐのに適したカウチソファは、リラックスして過ごすプライベートルームに設置を検討したいアイテムの1つです。
リビングに取り入れるとなると、選び方や設置の仕方1つでおしゃれにもなったり、だらしなく見えることにもなるので注意が必要です。
頻繁に座ったり寝転がって使うつもりなら、お部屋のど真ん中に設置を検討してみるのが良いでしょう。
ど真ん中なら難しく考える必要はありませんし、後は周りに置く家具の種類と配置を考えるだけで済みます。
勿論、おしゃれに仕上げるならラグも選ぶことになりますが、基本は床と同系色を選び、カウチソファもこれらと共通する色を選ぶと違和感なくまとまります。
子供もカウチソファを使う場合は、ラグの代わりに芝生のようなカーペットを組み合わせてみるのもありです。
このケースでは必然的に敷物の色が緑系になるので、ソファも床や敷物とは違った系統の色で検討をおすすめします。
設置はお部屋の間取りや家具の配置にもよりますが、窓を向く方に設置したり、背面を壁につけて置くといった方法も考えられます。
常に視界に窓が入ると、向こう側が遠くまで見えるのでお部屋が広く感じられるでしょう。
当然ながら開けっ放しだと向こう側からも見えてしまうので、プライバシーを守るにはカーテンを閉める必要があります。
つまり、外から丸見えだったりプライバシーを気にする人には向きませんが、開放感を求めるならこの配置には一考の余地があるといえるでしょう。
家具をお部屋の中央部に配置しようとすると、前後左右に空間を設ける必要が出てくるので、お部屋の広さや他の家具との兼ね合いの必要が出てきます。
そうすると全体を考えて設置位置を考えたり、試行錯誤しながら微調整する手間が発生します。
難しく考えずにお部屋のど真ん中にカウチソファをドンと置く方法もありますが、前後左右のいずれかに通りにくいところが出てくる恐れがあります。
ソファに限られませんが、いくらおしゃれでも移動の際に横を通りにくいとイライラしたり不便に感じるので、動線を念頭に置きながら家具同士の距離を検討して設置することが重要です。
スイスイと通れる幅が確保出来れば移動も楽ですし、おしゃれな上に実用的で使いやすいお部屋のリビングが手に入るでしょう。
この配置の悩みを大胆にも解決してくれるのが背面を壁づけする置き方です。
これなら少なくとも一面の空間を考えずに済みますし、コーナーに置けば二面の移動ルートがなくなるものの、動線を考える手間もなくなります。
リビングとダイニングを引き戸で仕切るタイプの間取りの場合は、引き戸を背にカウチソファを置く方法もあります。
引き戸のど真ん中に置くだけだと言うまでもなく邪魔ですが、一部を塞ぐ形なら人が通れますし、開放感が欲しい時に引き戸を開ければお部屋が広くなります。
日が差し込む窓があるお部屋は、窓を背に設置するのもありでしょう。
肌や家具の日焼けには注意が必要なものの、眩しさを感じずに自然な明るさを取り入れられるのは確かです。
あえて横に窓が来るようにカウチソファを設置したり、リラックスして過ごせる特別なスペースにするのもアイデアです。
このように、ソファ1つ取ってもアイデア次第でリビングの雰囲気が変わりますし、機能的な上におしゃれに仕上げられます。
考えなしに選んだり適当に置いてしまうと使いにくく邪魔ですが、お部屋の空間を把握して設置する候補を検討したり、候補に合うソファを選べばリビングがおしゃれになります。
ソファの質感もそうですが、生地の色や床やラグとの組み合わせ、それに照明の種類と照明の当て方も雰囲気に影響を与えます。
インテリアはまずイメージを頭に思い描き、イメージを具体化して実現に近づけることが必要ですから、何を選びどう組み合わせて使うかしっかり検討することが大事です。