インテリアは実店舗で買うべきですが、それには通販では分からないことがいくつもあるのが理由です。
当然ですが、写真では細部の質感までは分からないので、通販で購入して取り寄せても、実際に届いてからイメージと違ったということは割とあります。
また木製家具だと木目に違いがありますし、明るさや模様のコントラストのように、写真では正確に再現できない要素が多いです。
多少イメージが違っても仕方のない安い家具ならともかく、高級なインテリア家具の購入を検討するなら、実店舗のショップに出向いて実際に見て確かめることをおすすめします。
色合いもそうですが、写真で見て実物を正確にイメージできるほど簡単ではありませんし、照明の当たり方によっても違いが出てくるので、やはりショップで確認するのが望ましいです。
注文は通販でするにしても、最低一度は実店舗に出向いて購入を検討すべきです。
それからチェアはクッション性が通販では分かりませんし、革もファブリックも手触りや質感は写真では伝わらないです。
革は本革だとやはり種類によって質感が違ってきますし、手に吸着する感じや汗の乾きやすさなどにも違いが現れます。
引き出しや扉を備える家具類は、引き出しのスムーズさや扉を引く時の軽さなどが要チェックポイントとなります。
引き出しは中身が空でも重いと使いにくいですし、ものを入れれば入れるほど重くなって使いたくなくなるでしょう。
扉も引っ掛かりを覚えると不満が出ますし、最悪のケースだと折角購入した商品がいらなくなってしまいます。
このように、インテリア家具は質感と機能面、使いやすさ実店舗におけるショップでのおすすめ確認ポイントです。
壁紙やカーテン、ラグなどについてもやはりインテリアショップに出向いて確認しましょう。
壁紙は最近だと貼って糊残りなしに剥がせるタイプもあり、賃貸住宅でも模様替えを楽しむ人が少なくないです。
しかし、いくら剥がせるとはいえイメージに合わなければがっかりですし、一度貼ってしまえば返品できず無駄になりかねないです。
実店舗に出向けば商品を手に取って確認できますし、サンプルを見比べて自分好みのデザインが選べます。
壁紙と一口にいっても、色や模様に凹凸の立体感など、表情に影響する確認が必要なポイントはいくつもあります。
通販で掲載される写真はいくら枚数が多くてもそれは1つ1つが一面を捉えたに過ぎず、シームレスに角度を変えて変化を確認することは不可能です。
光の当て方や見る角度によってどう質感や印象が変化するのか、その確認ができるのは実店舗だけです。
通販でもサンプルが取り寄せられる場合は別ですが、サンプルはサイズが小さいので、大きく壁一面を覆うようなサンプルの確認はできないです。
インテリアショップにもよりますが、大きなサンプルを用意しているお店もありますから、そういうお店に出向けば実際に近い施工例と仕上がりの結果が確認できます。
カーテンは実際に窓のレールにつけて確認するのが望ましいですが、色合いや質感は実店舗でチェックが行えます。
生地の風合いや縫製の処理、仕上げの丁寧さなどが確認をおすすめするポイントで、光の透過性や開け閉めの際の重さについても確かめたいところです。
結局のところ、実店舗は実物を手に取って見ることができたり、比較や組合わせが検討しやすいのがメリットとなります。
インテリアは好みのものを1つ選べば終わりではなく、既存の家具などを含めて組み合わせを検討することが不可欠です。
いくら好みでも質感が大きく違い過ぎれば浮いてしまいますし、好きなものが嫌いになってしまってもおかしくないです。
だからこそ通販ではなく、お店に出向いて見てみたり、手で触れて使ってみて確認するのが買い物を失敗しないコツです。